瀬戸内海の離島「豊島」の産廃不法投棄問題、住民運動の中心となった安岐正三さん死去…75歳

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 瀬戸内海の離島・ 豊島てしま (香川県土庄町)に不法投棄された国内最大規模の産業廃棄物の撤去を求めた住民運動で、中心的な役割を担った廃棄物対策豊島住民会議の事務局長・安岐正三(あき・しょうぞう)さんが23日、高松市内の病院で亡くなった。75歳だった。通夜は25日午後4時から岡山県玉野市のアーバンホール田井で。告別式は家族のみで行う。

豊島の不法投棄問題に取り組んできた安岐正三さん(2022年、香川県土庄町で)
豊島の不法投棄問題に取り組んできた安岐正三さん(2022年、香川県土庄町で)

 豊島生まれ。地元の業者が廃棄物処理場の建設許可を香川県に申請した1975年から反対運動に加わり、兵庫県警が90年に業者を廃棄物処理法違反容疑で摘発した後は、産廃の撤去運動を主導した。

 元日本弁護士連合会会長の中坊公平氏(故人)を弁護団長とし、国に申請した公害調停では2000年、不法投棄を見逃した香川県の謝罪と産廃撤去を勝ち取った。約91万トンもの産廃の撤去が19年に完了した後も、現場の地下水などをチェックし、問題の教訓を伝える活動を続けた。

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