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“こじらせ男”に突然できた初恋人…照れくさくて耐えられません

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「初彼女、照れくさい」 と題する男性からの投稿が、ユーザー投稿サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんはこれまで恋愛経験がなかったため「今後の人生は1人だろう」と覚悟していましたが、25歳にして初めての彼女ができたそうです。しかし、相手の名前を呼んだり、手を握ったりすることを照れくさく感じてしまい、「なんというか自分がそんなことをしていることに耐えられない」と心境を吐露。「こじらせた男にアドバイスを」と呼びかけています。

「我を忘れて恋をしている状態」ではないからかも

彼女とは知人の紹介がきっかけで知り合い、食事に数回行った後、トピ主さんから告白したそうですね。トピ主さんにとっては初恋人であるものの、彼女の方は恋愛経験があり、「恋に恋する年でもないし、いい人がいれば結婚したい」とこぼしていたとか。そのため、トピ主さんとしては「(自分に対して)特別好意があって(付き合っている)というわけではないかな」「『悪くはない』くらいのものだと思います」と受け止めており、今のところは食事に出かけたり、ドライブしたりと穏やかなデートにとどまっているとのことです。

写真はイメージです
写真はイメージです

トピ主さんが、恋愛モードのやりとりを「照れくさい」と感じるのは、以下の三つの理由が関係している可能性を感じました。

▽もともと理性の働きが強く、何事にも夢中になりすぎないタイプだから
▽彼女への恋愛感情がまだ大きく育っていないから
▽人生初交際のため「恋愛っぽいこと」に自信がなく、失敗を恐れているから

人は時に周りの目が気にならなくなるくらい、恋愛にのめり込むことがあります。しかし、相手しか見えないくらいに夢中になっていた恋でも、関係が落ち着いて、あるいは別れを経て理性の方が勝るようになると、「なんであんなことができたのか!」「もうあんな恥ずかしいことはできない(笑)」などと、我に返ることも。

そう考えると、トピ主さんが「恋愛っぽいことが恥ずかしい」と感じるのは、自分を 俯瞰(ふかん) 的に見る理性が働いているから、という可能性が推測できます。普段から理性の働きが強い性格なのかもしれませんし、彼女への恋心がまだそれほど育っていないからかもしれません。

ただ今回においては、彼女の側だけが情熱的になっているというわけではなさそうですし、2人の気持ちのバランスが取れているならば、そう心配する必要はないように思います。彼女には結婚願望があるようですし、この先、何十年も一緒にいるかもしれない関係の一歩目だと考えれば、焦る必要はないのでは。

フィクションの世界では、こと情熱的な恋が持てはやされがちですが、現実世界で、かつ結婚を見据えるくらいの年齢になると、穏やかな関係の方が好まれることもあります。「劇的な恋に落ちて、というのとは違うタイプの交際なのだから、じっくり関係を温めていこう」というスタンスでいても良いのではと思いました。

恋愛経験は「万能」ではない!?

投稿には、彼女との今の距離感をちょうど良く感じているものの、今後もっと深い関係になりたい気持ちもある、との一文も。一方で、「つまらん男!と捨てられそうな気がしています」という記述もあり、「彼女の期待に応えられなかったらどうしよう」といった思いもあるようですね。恋愛経験がないために、この先、恋愛のステップを踏むどこかの段階で彼女に失望されるのではないか、といったトピ主さんの不安が伝わってきました。

恋愛経験は、確かに「女性(男性)とはこういうもの」「女性(男性)は、こういうことが嫌いで、こういうことを好む」といった一般論を理解することには多少役立ちます。前回の反省から「同じ (てつ) を踏まないように」と気をつけることもできるでしょう。

しかし、実際には「前の恋人はこうだったけど、今の恋人はそうではなかった」ということもあります。それぞれ性格も育った環境も違う人間なのですから、当然と言えば当然のことです。

大切なのは、目の前の相手を理解しようという気持ちがあるかどうか。恋愛経験が多いから、異性にがっかりされない振る舞いができるとは限りません。目の前の相手とのコミュニケーションを怠らずにいれば、「こういう考えや価値観を持った人なのだな」と相手への理解が深まりますし、理解した上で寄り添おうという気持ちを持てるならば、恋愛経験が少なくても長期的なパートナーシップを築いていくことは十分に可能です。そして、そのように誠実に向き合う姿勢を評価してくれる女性ならば、「つまらん男」などと思われる確率はかなり低くなると思います。

どうあれ「去る者は去り、残る者は残る」

最後に、「恋愛は、どうあれ終わるときは終わる」ということもぜひ心得ておいてください。どんなに完璧に思えた交際でも、自分の側に原因がなくても、終わるときは終わります。恋愛に限らず、「去る者は去るし、残る者は残る」のが人生です。最後まで自分のそばにいてくれた人が人生の伴侶だったと、後から思うくらいでちょうどいいのかもしれません。

それに、「相手がいずれ自分を捨てるのではないか」といった不安は、嫉妬や執着を生みやすく、相手との信頼関係を阻害するなど、悪い方向に作用することが少なくありません。トピ主さんがそうならないためには、「もともと一人で生きていくことを覚悟していたわけだし、縁があれば残ってくれるだろう」くらいに、どこかで腹を決めておくと、失敗を過度に恐れる気持ちを払拭できる気がしました。「彼女がそばにいてくれることは当たり前じゃない、嫌な思いをさせないよう努力しよう」と常々心がけるくらいで十分だと思います。

とはいえ、「自分の経験不足からどこかで失敗して、彼女に捨てられたらどうしよう」といった不安を完全に捨てることは難しいと思いますが、できるだけ心の焦点をそこに当てないことです。彼女と出会えて良い時間を過ごせている事実の方に目を向け、喜びや楽しみ、幸せな気持ちを味わいながら、焦らず急がず、彼女への気持ちや関係を温めていってはいかがでしょうか。応援しています。(フリーライター 外山ゆひら)

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