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「『車好き』は婚活には不利でしょうか?」 と題する30代の男性からの投稿が、ユーザー投稿サイト「発言小町」に寄せられました。現在、結婚相談所に登録して婚活をしているトピ主さん。「車好き」であることをプロフィルに記していますが、女性たちと車に関する話をした後、「金銭感覚の違い」を理由に立て続けに振られたことで、車に興味があることが自分の短所ではないかと思うようになったそうです。取り急ぎプロフィルから「車好き」を削除しましたが、それが正しかったのか。そして、一般的に「車好き=車を改造する=お金遣いが荒い」という悪いイメージがあるのか、と読者に尋ねています。
初対面の限られた時間を有効に使うには
トピ主さんは、車移動が当たり前の地域に住んでおり、結婚相談所でマッチングしてデートに進展すると、必ずお互いの自家用車で集合することになるのだとか。そしてトピ主さんは、これまでは正直に「幼い頃から車好き」「レースやイベントを見に行くこともある」「結婚して車を乗り換えることがあれば、改造するつもりはない」と伝えているそうです。会話の際には、「自分のことばかり話さない」「車のことを熱く語るようなことはしない」といったことにも気をつけているといいます。プロフィルを確認してから仮交際に進むので、容姿や条件面が振られた理由ではないと思う、という追記もあります。

投稿を読んで、今回のお悩みを改善するヒントは、時間の使い方にあるのではと思いました。
初回のデートの際、女性たちは必ず「車が好きなのですか?」と話題を振ってくるそうですね。そして、最近お断りを受けた2人の女性は、乗ってきた車を見る限り、どちらも車に興味がなさそうだったとのこと。彼女たちにすれば、プロフィルに書いているので車のネタを振ってみたけれど、話を聞いてもよく分からないし、「車の趣味って、なんだかお金がかかりそう」という感想だけを抱いて終わったのではないかと想像しました。
つまり、車の話題そのものがダメだったというより、相手の興味がない話題に時間を費やしてしまったために、価値観が合うと思える部分を見つけられなかったのではないか、ということです。
今後は、車に興味がなさそうな相手に「車が好きなのですか?」と聞かれたら、「人並み以上には好きかも、ですね」くらいにさっと終わらせ、間髪入れず「あなたにも好きなものや趣味がありますか?」と聞き返してみてはいかがでしょうか。相手もトピ主さんが興味を持てない話題を持ち出すかもしれませんが、その場合は「好きなものがあるのは良いことですね」程度の返しにとどめ、そこからまた次の話題を探っていけばOK。会話のキャッチボールの中で、お互いが無理せずに話せるトピックや興味を持てるテーマを見つけていけると、次のデートにつながりやすくなると思います。
「相手が本当に知りたいこと」は何か
投稿には、何度も「正直」というワードが出てきており、トピ主さんの大切にしている価値観なのだろうと推測しました。相手の質問にうそ偽りなく誠実に答えようと思っているのであれば、人として素晴らしい心がけだと思います。ただし、こと婚活の場においては、聞かれたことについて正直に答えるだけでは、相手の気持ちを満たせない場合があることは知っておくと良いかもしれません。
年収などはプロフィルに書いてあるとしても、「結婚したら家族に使えるお金はどのくらいですか? 貯金はどのくらいありますか?」といったことは、なかなかストレートには聞きづらいですよね。そのため、オブラートに包みながら遠回しに話題を振って、その返事から生活レベルや金銭感覚を予想するという人は結構いるようです。今回の2人の女性も、本当はその辺りが聞きたくて、トピ主さんの趣味の話題を振ったのかもしれません。
今後は、相手の質問の意図がどこにあるのかを考えながら答えるようにすると、「正直に話す」というトピ主さんの長所が、相手にもしっかり伝わっていく気がします。たとえば、趣味の話題を振られたときに、補足として「あ、でも結婚したら趣味にお金を使うつもりはないですよ。家や子どもも持ちたいですし、貯金もそれなりにしています」などと、相手が気になっているであろうことを添えておくと、人によっては「言いづらいことまできちんと正直に話してくれた」などとポジティブに受け取ってくれるのではないかと思いました。
「人生観や人生設計の話」をしてみよう
結婚相談所のカウンセラーや発言小町の読者の意見を受け、「車好きであることは、婚活では不利に働くこともあるし、個性として長所に働くこともあると思った」とトピ主さん。
趣味の話ができる相手と恋人になって結婚に至る、ということは、自然な出会いの場ではよく起こることですよね。「一緒に趣味を楽しめるパートナーが欲しい」という目的で婚活をしている人も、中高年世代では多くいると聞きます。
しかし、トピ主さんは30代とのことで、男女とも「子どもを持ちたい、家族を作りたい」という願望から婚活をしている人の方が多い世代だと推測できます。「こういう家族を作りたい、こういう暮らしがしたい、結婚したらこういう人生を送りたい」。そうした人生観や人生設計が相手と一致することを何よりも重視していて、「趣味は別に同じでなくてもいい」と考えている女性は、実際に少なくない気がします。
トピ主さんは、過去に「将来一緒にいる姿が想像できない」という理由で断られたことがあるそうですね。複合的な理由があるのかもしれませんが、人生観や結婚後の暮らしについて話し合う時間をしっかり作れなかった、ということが一因かもしれません。
今後はトピ主さんの方から「将来一緒にいるイメージ」につながるような話を、積極的にしてみてはいかがでしょうか。車好きであることは、トピ主さんにとって大切なアイデンティティーだと思いますが、初期のデートでの話題としては優先順位を下げておいても良い気がします。
「家庭を築くため」というトピ主さん自身の婚活の目的をしっかり念頭に置き、その目的に対して密度の濃い話ができるよう意識しながらコミュニケーションを取っていくと、今後の婚活の様相に変化が表れるのではないかと思いました。応援しています。(フリーライター 外山ゆひら)
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