pecoが人付き合い・犬付き合いが苦手な愛犬から学んだこと
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ミックス犬のアリソン(メス、3歳)は、初めて会う人や犬と接するのが苦手です。近付いてくると怒って、うなったり、ほえたりしてしまいます。
ですから、自宅に人を招く時は、「アリソンに近付かず、目を合わせず、声もかけず、無視し続けてください」と事前に伝えることにしています。犬が好きな人ほど近付いて触りたくなってしまうと思うのですが、アリソンは、そうやって急に距離を縮めてくる相手を警戒してしまうのです。

事前に伝えると、みなさんぐっとこらえて無視してくれるのですが、アリソンの方は、どんな人か気になるので、クンクンとにおいをかぎながら近付いていきます。こういう状況になると、犬好きな人なら「近寄ってきてくれたんだ」とうれしくなって、つい目を合わせたり、手を伸ばしたりしてしまうでしょう。
でも、アリソンはそういう態度を示されると、「この人、私のことを分かってくれないのね!」という感じで、心を閉ざしてしまうのです。
アリソンが1歳になるぐらいまでは、お友達をつくってほしいと思って、よくドッグランに連れて行きました。その頃も、積極的に他の犬と関わろうとするタイプではなかったのですが、楽しそうに遊ぶことはできていました。でも、1歳を過ぎた頃、自我が出てきたのでしょうか、怒って、ほえるようになってしまいました。
どうしたら他の犬と仲良くなれるのだろうと悩んで、アリソンが保護されていた団体に相談し、トレーニング方法を教えてもらいました。散歩中に犬が近付いてきても反応しなかったら褒めるなどしているうちに、落ち着いて散歩できるようにはなったのですが、犬と接することができるようにはなりませんでした。
そんな時、ある愛犬家の友人が「それは、アリソンの性格だね」って言ってくれたんです。はっとしました。私も、大勢の人が集まる場所が苦手で、あまり行きたいとは思わないタイプです。友達付き合いも「狭く深く」の方で、心を開ける相手はそんなに多くはありません。「私もアリソンと同じ。これは個性なんだ」と気付きました。
それからはドッグランに行くのをやめ、人があまりいない時間帯に長めのリードをつけて、大きな広場でアリソンを走らせて遊ばせるようになりました。
アリソンはお散歩も「大好き!」という感じではなく、行きたい時もあれば、あまり行きたくない時もあるようです。それは人間も同じですよね。散歩に出ても、家の方に向きを変えたとたん、「早く帰ろうよ」といった感じで、早足になります。家にいるのが好きなのかもしれません。
当たり前ですが、犬にもそれぞれの個性があります。犬だから、こうすれば喜ぶとか、こうしなきゃいけないと決めつけてはいけないんだなと、アリソンを通して学びました。(タレント・peco)
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