元サッカー日本代表・小野伸二、偶然から始まった犬との暮らし
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僕と同い年の妻・千恵子(46)は、バーニーズマウンテンドッグのラウエ(オス、5歳)、スタンダードプードルのローム(オス、2歳)と暮らしています。まず、犬と暮らすきっかけをくれたジャックラッセルテリアのショコラ(オス)のお話をします。
2001年7月、Jリーグの浦和レッズからオランダの強豪チーム「フェイエノールト」へ移籍しました。僕は遠征のため自宅を留守にしがちで、妻はその間一人で過ごしていました。

移住から1年が過ぎた頃、現地で生活をサポートしてくれていた日本人の方に「知り合いの農場で子犬が生まれた」と声をかけてもらいました。妻も僕も犬を飼ったことはなかったのですが、深くは考えず、飼ってみることに。そうして迎えたのがショコラでした。
ショコラが家族になって、僕は散歩が好きになりました。色んな場所へ行くようになったり、犬を介した現地の知人も増えたりしましたね。自分がいなくても、自宅に妻と一緒にいてくれる存在がいる。僕自身も安心してサッカーに集中できたのを覚えています。
残念ながら、ショコラと過ごせたのは3年でした。オランダ在住中に息を引き取ってしまったのです。その後は娘2人が生まれ、僕も移籍を重ねて単身赴任の生活が続き、動物を迎える状況にありませんでした。
ただ、次女(18)は動物が大好き。「いつ、犬を飼える?」と尋ねられては「お姉ちゃんが小学生になったらね」「中学生になったらね」と約束を先延ばしにしていました。
2020年、コロナ禍で外出がままならず、中高生になった娘たちの在宅時間も増えました。妻が「今なら犬の世話ができるかもしれない」と、次女と一緒に検討を始めました。
当時、FC琉球に所属していた僕は、沖縄県で暮らしていました。もちろん家族の希望は聞いていて、「みんなが世話できるのなら」と思っていました。
すると、妻がブリーダーさんのサイトを閲覧中、バーニーズマウンテンドッグの子犬を見つけました。実はオランダ在住時、近所に同じ犬種のすごく穏やかな子がいて、妻は「いつかこういう犬を飼えたらなあ」と夢に描いていました。このタイミングで自分たちが好きな犬種と巡りあえたのは神様が授けてくれたのかなとも感じ、その子犬を迎えることにしました。
子犬の目が青色だったことから、オランダ語で「青い」を意味する単語に着想を得て「ラウエ」と妻が名付けました。僕は休暇で沖縄から自宅へ帰った際、ラウエと初対面。今もかわいいけれど、子犬の時はかわいすぎるくらいに、かわいかった。娘たちが赤ちゃんの頃を思い出しました。
ラウエが家族になって、自宅に帰る楽しみが増えたのもうれしかったです。ただ大型犬なので、成長のスピードが速い。2週間会わなかっただけでも、赤ちゃんが少年になったくらい変化してしまいました。
次回は、ラウエとの生活についてお話しします。(元サッカー日本代表 小野伸二)
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