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歌手 藤あや子さん

一病息災

[藤あや子さん]子宮体がん(5)生かされた人生 母の分も

 「いつも応援してくださる皆様へ」。2024年5月7日のブログで、初期の子宮体がんと診断され、子宮と卵巣を摘出する手術を受けたことを報告した。前日に退院したばかり。「たおやかに咲く藤の花のように凛とした姿で1日も早く皆様にお会いできますようにリハビリ頑張ります!!」とつづった。

 長年続けているヨガも少しずつ再開し、術後2週間で仕事に復帰、変わらぬ つや やかな歌声を届け続ける。経過観察中だが、現在まで異常はない。頑張りすぎず、自然体で過ごすことを心がけている。

 順調なだけに、「もしあの時、病気に気づかなかったら」と怖くなる。世の女性たちに「不調を感じたら、すぐに婦人科を受診して」と呼びかける。

 退院してすぐ、63歳の誕生日を迎えた。実は母が同じ年齢で亡くなっている。原発不明がんだった。

 「まだまだ若くて、やりたいこともいっぱいあったはず。どれだけ悔しかっただろう」。母の無念さが改めて胸に迫った。「生かされた人生を母の分も生きなければ」と心に誓う。

 自ら作詞作曲した新曲の「想い出づくり」では、父母や夫、わが子、友への感謝を歌う。自分は支えられて生きている――病を経て、一層そう感じるようになった。「旅はまだ途中です」という歌詞に、歌い続ける決意が込められた。(文・松本由佳、写真・和田康司)

【写真4枚】入院中の藤あや子さん 新曲のジャケットは大切な家族と

歌手 ふじあやさん(64)

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